かくしごと 1話感想 随所にブラックジョークが散りばめられてるが比較的綺麗な久米田作品
久米田先生のアニメは凄く久しぶりな気がする(じょしらく以来ですかね?)。
下ネタありの恥ずかしい漫画を描いているため、娘・姫ちゃんに『描く仕事』を『隠し事』としているという話。flumpoolさんの綺麗なOPを見て、これはハートフルな感動ストーリーが展開されていくんだろうなと思いきや提供絵の全裸でやっぱりそんなことはないなと思い直す。
主人公の声は神谷浩史さん。もう久米田先生の作品と言えばこの人というぐらい違和感なく合っています。1話の前半は新担当が家にきて職業が姫にバレそうになる話。
Tシャツのキャラクタープリントのくだりは久米田先生作品らしい感じが出ていてよかったです。
後半は漫豪(漫豪ってなんだ)について考える話。漫画仲間のダークファンタジーの巨匠・不二多勝日郎(藤田和日郎先生ですね、後声がグリリバさん)に相談する。
一方、姫ちゃんの小学校では猫を助けた人(主人公)を探すためめぐる川探偵事務所(どこの少年探偵団かな)を結成。メンバーが皆可愛らしくていいですね。
最後は可久士と姫のほっこりする会話で終了。EDがまさかの君は天然色、めぐろ川探偵事務所verのCDも出るようです。
今までの久米田作品にあったような時事ネタや毒気は大分抜けてテンポ良く楽しめる良いアニメでした。所々久米田作品らしらがあってニヤリとする場面もあったので今後にも期待したいです。