蜉蝣のように

アニメ、漫画(時々サイクリング)など趣味について綴るブログ

BNAビー・エヌ・エー 1話~6話感想

Netflixで1話~6話を先行配信している『BNAビー・エヌ・エー』を視聴しました。

スタッフは、

 

監督:吉成曜リトルウィッチアカデミア』)

脚本:中島かずき(『天元突破グレンラガン』、『プロメア』)

制作:TRIGGER

 

となり、吉成曜×中島かずきとそれぞれ実績があり個人的にも好きな作品を制作されている2人のタッグということで期待の大きい一作となります。

 

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©2020 TRIGGER・中島かずき / 『BNA ビーエヌエー』制作委員会

あらすじ

“人類”と“獣人”が共存する社会。
獣化遺伝子・獣因子を持つ獣人たちは、近現代の自然の消失により住処を追われ、人類の前に姿を現した。各国が共存のための対応に追われるなか、日本では獣人が獣人らしく生きるための獣人特区『アニマシティ』が設置される。
それから10年の月日が経ち、『アニマシティ』に17歳のタヌキ獣人・影森みちるがやってくる。普通の人間だったが、ある日突然タヌキ獣人になった彼女は「ここなら自由に生きられる!」と喜ぶが、ひょんなことからオオカミ獣人・大神士郎と出会い、『アニマシティ』にもこの街にしかない危険がたくさん潜んでいることを知る。
頑固な性格で過剰に人間を嫌う士郎とは衝突を繰り返しながら、みちるは怪しい女のマリーや、市長のロゼ、獣人生活協同組合のジェムとメリッサなど、たくさんの人々に出会い、それまで知らなかった“獣人”たちの生き様を学んでいく。そして、タヌキの少女とオオカミ男に生まれた絆は、やがて世界を変える鍵になる。
なぜ、みちるは獣人になってしまったのか。その謎を追ううちに、予想もしていなかった大きな出来事に巻き込まれていくのだった。

 

 

感想

TRIGERらしい派手なアクションは見ていて飽きず、物語も人類と獣人が共存する世界を上手く描いており引き込まれました。

元人間で事故が原因?で獣人になってしまった主人公の視点で獣人特区『アニマシティ』を見ていくので違和感なく世界観に浸れるようになっていました。

獣人特区『アニマシティ』は獣人が獣人らしく生きられる場所を標榜していますが、

裏では人身売買や賭博など闇を抱えている社会となっています。それに対して、主人公のみちるは真っ直ぐな正義感でそんなことは間違っていると否定するため作品としては暗くならず見ていて気持ちよかったです。

 6話まで視聴して感じた謎としては、みちると親友のなずなが獣人になったことに関わっていると思われるシルヴァスタ製薬ですが、そのCEOであるアランみちるを知らないようだったことが気になりました。シルヴァスタ製薬も一枚岩ではないということでしょうか。それと大神が俺は死なないという不死身?ともとれる発言をしているが、異常なまでの戦闘力の高さと合わせて大神も普通の獣人とは違うのでしょうか。

また、親友のなずなですが、みちると同じで獣人になったことを戸惑いみちると思いを同じくするのかと思いきや彼女はこの状況を肯定的に受け取っているようであり、冷静に自分の状況を分析していることは意外でした。あまり今までにないキャラクターだと感じみちると対極の位置にいることから今後の物語の鍵を握るのではないかと思います。